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2012年1月 4日 (水)

はじめまして。進行中の工事を紹介していきます。

皆様、はじめまして。

福岡県久留米市で設計事務所を開設しています。

ちょっと一息のブログは既に立ち上げているのですが、新たに仕事がらみの紹介ブログを立ち上げてみました。

今後ともよろしくお願いします。

昨年秋に設計完了しました、高校の同級生の住宅の工事進行を紹介していきます。

まずは設計中にプレゼンを繰り返しして、完成した最終イメージ模型です。

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正面から見た全景です。

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屋根の形状を見てみます。

敷地は既存の住宅を全て解体し更地にした、大通りから1本入り込んだ住宅街の中にあります。

さあ、今からこの敷地に上の模型通りに住宅が出来上がっていきます。

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2011年11月25日大安吉日いよいよ地鎮祭を迎えました。

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いつも祭壇を目の前にすると、身の引き締まる思いです。工事の安全、そして無事素晴らしいお宅が完成することう神様にお願いします。

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これは神事に使うもので、左から、施主が砂山の穂を刈る鎌(刈初の儀)、設計者が砂山に鍬入れする鍬(鍬入れの儀)そして最後に施工者が杭を打つかけや(杭打ちの儀)です。

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11月29日杭打ちが始まります。

ここ大川市周辺はかつては海だったせいか地盤があまり良くなく、昔から豆腐の上に建てるようなものなど言われていました。

そこでしっかりした鋼管杭を10mほど打込み、建物をしっかり支えさせます。

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この基礎は住宅のメインは木造2階建てなのですが、一部が鉄筋コンクリート造2階建てでビル並みの基礎を施しています。

12月24日基礎部のコンクリートを流し込みます。

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基礎部分(地中梁)の鉄筋組です。

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規模が小さい場合このようにホッパーと呼ばれるじょうごみたいなもので少しずつ流し込んでいきます。

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これは実際に打込むコンクリートの材料検査です。スランプ(コンクリートの硬さから流動性を確認)、コンクリート内の空気量、塩分濃度、温度を確認したあと、テストピースをとり1,4週目の圧縮強度を最終確認します。

きっちり監理しないとこの辺があいまいになったらせっかくの建物が台無しになりますね。

12月27日、1階壁立ち上り部の鉄筋の検査を行いました。

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少し上に立ち上ってきたので存在感が出てきましたね。

とりあえず年内工事はここまでで、1月6日に2階床までコンクリートを打ちます。

こんな感じで、工事の流れを紹介していきたいと思います。

建築に携わっている方は珍しくないかもしれませんが、これから家を建てようと思われている方は、何かの参考になるのでは無いでしょうか。

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